すべなきひごと

なにもない

痔の手術をしたはなし①

20代の頃からの付き合いだった痔に別れを告げたので備忘録に残しておく。

尻に悪い生活

インドア派のド隠キャで座っている時間が長かったりトイレに本を持ち込んで読んでいた。仕事もサービス業で不規則な生活だったり、事務に転職しても座り時間が長い&ストレス&ストレス&運動不足で今考えると痔というか体に悪いことばかりしていたように思う。

発症から今まで

最初はトイレの後に数ミリ程度の何かが出る感覚があったけどすぐに戻っていた。

しばらく経つと出てからなかなか戻らなくなり、またしばらく経つと指で押し込まないと戻らなくなっていた。最初は数ミリ程度の何かもこの時点では親指の先ほどの大きさになっていた。

痛みもないし押し込んだら戻るし大丈夫だろうと10年ほど騙し騙し付き合ってきた。その間にも環境が変わる度に出血したり、酒を飲み過ぎると親指の先ほどの何かがぽこっと出てしまうまでには悪化していた。一時期仕事でメンタルがぐちゃぐちゃになってしまい、飲むように唐辛子を食べまくっていたのでこれも悪化させる原因のひとつになっていたように思う。

 

急激に悪化した

私は1、2ヶ月に1回くらいの頻度で小旅行してお酒を飲むのを楽しみに日々の色々を耐えている。その旅行中にお気に入りのやきとん屋さんで鳥刺しや反生レバー串等を食べまくり、酒をしこたま飲み、サウナで整ってご機嫌で帰宅したら次の日39度超えの高熱が出た。サウナ後に高熱が出ることが度々あったので今回もそのパターンか…と解熱剤を飲んで寝ていたら、ものすごい腹痛で叩き起こされる。

下痢を繰り返していると当然だけど尻のアレが飛び出してくる。いつものように出たら戻して…を繰り返していたけど、ずっと下痢しているので戻しても出てきてしまう。

1日その状態で過ごしていたが、今まで感じた事のないくらい痛みも出てきて半泣きで尻に指を突っ込みながら病院の予約を取る。

 

病院へ

翌日病院へ行き諸々の検査をして胃腸炎だろうとの事。整腸剤と抗生剤を処方してもらう。

熱は平熱近くまで下がっていたので様子見。

ここの内科は肛門疾患も診てくれるとのことだったので、下痢を繰り返して脱肛?が悪化したと相談して尻も診てもらった(というか胃腸炎よりこっちを何とかしてほしかった)

診察してもらいながら尻から出たものを押し込んでもらったけど痛すぎて泣くかと思った。

また出てきたら戻すように、とキシロカインゼリーと、痔の軟膏(ヘモ…なんとか)、漢方(乙字湯)、飲み薬(ヘモナーゼ)を処方してもらい、薬を飲み終わっても治らなかったらまたおいでという事で診察終了。

モナーゼと乙字湯は下痢が治ってから飲むようにとの事。

手術した方がいいのか聞いてみると人それぞれだからね〜となんとも言えないお返事。

脱水気味だったので点滴を勧められたが、診察までの待ち時間が長くて疲れ果ててしまったのでそのまま帰宅。

帰宅して食事をしたら即下痢でせっかく押し戻してもらったいぼがまた出てきてしまう。

キシロカインゼリーを使って戻そうとしても全然戻らない、1本使い切ってようやく戻してもまたすぐに下痢でふりだしに戻ってしまうし痛い。痛み的にも精神的にも限界になってしまったので次の日に肛門科に行くことを決意。

 

長くなってしまった。