すべなきひごと

なにもない

痔の手術をしたはなし③入院・大腸内視鏡検査

入院当日

当日は12時〜12:30に受付に来るように言われていたので時間通りに受付へ。

書類の確認をしてもらい、病棟へ上がる前に必要な物品を売店で買うように言われたので売店へ。下着・T字帯・ナプキン・ガーゼが肛門手術セットとして販売されていたのでそれを購入。下着は手術当日は指定の物(ホックで前が開けられるようになっている)でそれ以降は普段使っている物で構わないと言われていたが、入院中は指定の物を着用してほしいと説明され、前に言ってたのと違うじゃん…と思いつつ3枚購入。全部で1万円くらいになったので中々痛い出費だった。

病棟へ上がり看護師さんに病室まで案内してもらう。6人部屋の窓側で、今日もう1人入院があるので2人で相部屋になるとの事。

手術の説明をする前に着替えと荷物の整理をしておくように言われたので済ませて待つ。

10泊分の荷物となるとそれなりの量だったのでしまうのが大変だった。大きな鞄はナースステーションで預かってもらえた。

30分程で看護師さんが呼びに来た。

身長・体重・体温等の測定と手術や入院中の説明を受ける。前日から頭痛があり、そのせいか微熱があったが特に何も言われなかった。

 

大腸内視鏡検査

今日は大腸内視鏡の検査があるのでその前にお尻の毛を剃るのと浣腸をするとの事。

過去に脱毛に行こうと何回か考えたけど痔のせいもあり躊躇していたのと、悪化してからは触るのが怖くてほとんど処理していなかったので、必要な処置だとわかっていても剃ってもらうのは正直めちゃくちゃしんどかった。耐えた。

浣腸をしてもらい腸も空っぽになったので検査に呼ばれるまで部屋で待機。必要な事だとはわかっているけど排出したものを人に見せるのは抵抗があってきつい。

大腸内視鏡を受けるのは初めてだったけど、こんなにきつい検査だとは思わなかった。

腸を膨らませる為に空気を入れるんだけどこれがめちゃくちゃきつい。お腹が圧迫されて苦しいし気持ち悪い。結腸までの検査のだったけど本当に苦しかった。

空気を入れたからもちろん出てくるわけで、夜中までお腹の不快感に悩まされた。もう二度とやりたくない。

検査が終われば特にやる事はないので夕食までお腹のガスと戦いながら過ごす。

 

夕食

18時になり夕食。

手術前なので米はお粥だったけどそれ以外はほとんど普通の食事だった。ここの病院食は美味しいときいていたけど本当に美味しくてびっくりした。

夕食後も特にする事はないのでシャワーへ。

シャワーは9時から21時までの好きな時に使っていいとの事。空いてそうな時間を見計らって行ってたけど、女性の入院患者は4人しかいなかったようで入院中に他の人とかち合う事はなかった。

21時過ぎごろに看護師さんが下剤を持ってきてくれたので飲む。これが噂に聞く超不味い液体か…と思ったけど濃い目のスポドリみたいな味で全然飲めた。これとセンノシド2錠を飲む。

お腹のガスに苦しみながらこの日は就寝。

 

同室の人は持ち込んだジュースを看護師さんに没収されていた。

 

誕生日のホテルステイでめちゃくちゃ病んだ日

某ホテル・ベイサイドビューのお部屋

横浜へ2泊3日の旅行へ行き、誕生日だったのでちょっと奮発して普段よりもちょっといいお部屋に宿泊しました。

結果的に残念な思い出となったのでホテルの名前は伏せておきます(バレバレだけど)

今回はルームサービスで朝食をいただくつもりだったので景色の良いお部屋を予約。

何回か宿泊した事はあるけど、スタンダードのお部屋ばかりだったのでわくわくしながらチェックイン。

チェックインからお部屋の案内までとても丁寧でさすがだなあと思っていたけどちょっとしたアクシデントがありややテンションが下がりました。

ベイサイド(みなとみらい側)のお部屋を予約してあったのに通されたのは明らかに違う部屋で????となって案内してくださった方に確認したところ、こちらのお部屋で大丈夫です、という謎の答えが返ってきて困惑しました。結局フロントまで行き事情を説明してなんとか予約どおりのお部屋に通していただきましたが、大丈夫ですの意味がわからなすぎて疲れた。ひとつも大丈夫じゃない。

もうチェックアウトして別のホテルに泊まろうかなと考える程度には疲れましたが、夕食がわりにアフタヌーンティーを予約してあったので時間まで景色を見ながら過ごしました。

 

素敵な景色だったけど変な角度の写真しか撮ってなかった。

 

ストロベリーアフタヌーンティー

予約の時間になったのでロビーラウンジへ。

平日の夕方という事もあり、利用客もまばらでゆったりとした雰囲気でした。

夜のラウンジの雰囲気が好きです。

中庭が見える窓際の素敵な席に通してくださいました。

ストロベリーアフタヌーンティーという事で、スタンドのスイーツやセイボリーはいちごやベリーを使った可愛らしいものが多かったです。

ビーツのスープとスコーン用のピスタチオのクリームといちごの生チョコレートが特においしかった。

ウェルカムティーはオリジナルブレンドをいただきました。こちらのブレンドティーは香りがとてもよく、通販で購入して常備しておくほど好きです。ミルクともよく合います。

紅茶のおかわりを頼もうとしてもフロアにスタッフさんが全然出てこないので苦労しました。大声で呼ぶわけにもいかないのでチラチラと視線を送るのですがそもそも誰もこちらを見ていないという…。過剰なサービスはどうかと思いつつも、もう少し客を気にしてくれーーー!!ここに人間存在してますよーーー!!と思いました。

おかわりはポットでお願いしましたが、注文するまでに時間がかかり、丁寧に淹れてくださるので提供までにさらにさらに時間がかかり、スタンドのケーキは乾燥しスコーンは冷めて硬くなってしまいました。それでも美味しかったですが。

17時以降にアフタヌーンティーを予約すると季節のカクテルのサービスがあり、席に着いた時にアルコールありなしどちらにするかきかれたのでアルコールありのカクテルをお願いしましたが、忘れられていたのか結局最後までカクテルが出てくる事はありませんでした…。

ポットの紅茶がなくなったのでおかわりを頼むついでにカクテルはどうなったのか確認しようとしたのですが、スタッフの方を呼ぶまでにまたもや時間がかかり、やっと声をかけられたと思ったらお会計ですか?と言われてしまい、スタンドのスイーツはまだ3割ほど残っていましたがなんかもういいや…と思って会計してもらい退店しました。こちらのアイスティーも美味しいので飲みたかったのですが残念。

他にもアフタヌーンティー利用のお客さんは1組いましたが、その方達は奥までスタッフさんを呼びに行っていました…。

雰囲気や味はとてもよかったけれど、これならコーヒーハウスの方でディナーにすればよかったなと後悔しました。

お客さんが帰ったテーブルも片付けられずに長時間放置されていたので時間的にスタッフさんが少なかったのかな…いやそれにしてもなあ…

本館のロビーを見学しようとしましたが、使用中で立ち入れなかったので中庭だけさっと見てお部屋に戻りました。

 

気分転換に散歩がてら近くのバーにでも行こうと思いましたがもうハチャメチャにテンションが下がってしまい、最後の気力を振り絞ってお風呂に入ってさっさと寝てしまいました。

お部屋で景色を見ながら朝食を食べるのを楽しみにしていましたが、色々ありすぎてもうどうでもよくなってしまったので結局朝食は頼まず。

チェックアウト時にも誕生日のお祝いの言葉をかけていただきましたが、疲れすぎてうまく返事ができなかったです。

もしかしたら激しく場違いな客だと思われているのかも…と凹みました。

こういう時にスッと気分を入れ替えて自分の機嫌は自分で取れるような人間になりたかったです。

物やサービスに対してお金を出せるという事だけでなく、それ以外の事でもそれに見合う人間になってないと駄目だなあと改めて思いました。

横浜はよく来ますが、頻繁に泊まれるホテルではないので楽しみにしていただけにメチャクチャ凹みました。

 

 

凹みすぎて旅行から帰っても1週間くらい病んだ。

 

 

痔の手術をした話②肛門科受診から入院まで

肛門科へ

腸炎のついでに尻を診てもらったけどどうにもならないので翌日肛門科を受診することに。

病院のホームページを見てみると初診は予約のみと記載があったが今日空きがあるか問い合わせてみると、先生の指名がなければ飛び込み受診可能との事なのですぐに向かう。

普段だったら自転車で行ける距離だけど歩くのも辛いのでタクシーで向かう。

尻を浮かせて座り、行き先を告げると運転手さんもあっ察し…という顔になったのでめちゃくちゃ気まずい(行き先は市内でも有名な肛門科)

 

診察

土曜日だったので検診に来てる人も多く、ごった返している中待つ事1時間…やっと呼ばれたので診察室へ入る。

事情を話してミニトマトが飛び出した尻を見せると、ああこれは酷いね〜〜手術だわとクソデカい声で言われる。

すぐに手術の話になるのかと思ったら腫れがひいてから今後の治療方針を決めましょうとの事。尻から出ているミニトマトは無理に戻さなくていい、薬飲んで軟膏塗って安静にしていろとの指示。この日は軟膏(ネリザ軟膏)、ヘモナーゼ、整腸剤(ビオフェルミンと酸化マグネシウム)をもらって終わり。再診は1週間後。

 

通院から手術まで

病院から帰ってきてしばらくは言われて通りに薬を飲み、軟膏を塗り大人しくしていたが、ずっと腫れている感覚はあるしお腹は痛いしたまに出血はあるしでつらかった。尻が痛くて力が入らないせいなのか尿意はあるのに全然出せないというのもつらかった。

3日目くらいから腫れと痛みが落ち着いてきて、薬スゲーってなった。尿も普通に出せるようになった。尻のミニトマトは親指の先くらいになっていた。

1週間ぶりに病院へ。

人前で尻を出す事に抵抗がなくなってきた。

腫れもひいてきたので薬を変えてもうしばらく通院しながら手術するなら日程を決めていくとのこと。

11月半ばにどうしても行きたいイベントがあったからそれまでに終わらせてしまいたかったけどそれは無理そう。(この日は10/5)

軟膏(強力ポステザリン)と薬(ヘモナーゼ)と整腸剤をもらってこの日は終わり。

2週間ごとに診察に通い、尻にミニトマトも小指の先ほどの大きさになっていたので手術の日程を決める事に。当時働いていなかったのでいつでもいいというと12月の初めに10日間で予定を組んでくれた。術前検査(採血・心電図・レントゲン・尻圧?の検査?)をして終了。薬はいつもの軟膏とヘモナーゼと整腸剤。

入院の申し込みをして当日までの説明をしてもらい、案内のパンフレットをもらって帰宅。

 

帰宅して痔の手術体験談を読み漁る。

 

 

 

痔の手術をしたはなし①

20代の頃からの付き合いだった痔に別れを告げたので備忘録に残しておく。

尻に悪い生活

インドア派のド隠キャで座っている時間が長かったりトイレに本を持ち込んで読んでいた。仕事もサービス業で不規則な生活だったり、事務に転職しても座り時間が長い&ストレス&ストレス&運動不足で今考えると痔というか体に悪いことばかりしていたように思う。

発症から今まで

最初はトイレの後に数ミリ程度の何かが出る感覚があったけどすぐに戻っていた。

しばらく経つと出てからなかなか戻らなくなり、またしばらく経つと指で押し込まないと戻らなくなっていた。最初は数ミリ程度の何かもこの時点では親指の先ほどの大きさになっていた。

痛みもないし押し込んだら戻るし大丈夫だろうと10年ほど騙し騙し付き合ってきた。その間にも環境が変わる度に出血したり、酒を飲み過ぎると親指の先ほどの何かがぽこっと出てしまうまでには悪化していた。一時期仕事でメンタルがぐちゃぐちゃになってしまい、飲むように唐辛子を食べまくっていたのでこれも悪化させる原因のひとつになっていたように思う。

 

急激に悪化した

私は1、2ヶ月に1回くらいの頻度で小旅行してお酒を飲むのを楽しみに日々の色々を耐えている。その旅行中にお気に入りのやきとん屋さんで鳥刺しや反生レバー串等を食べまくり、酒をしこたま飲み、サウナで整ってご機嫌で帰宅したら次の日39度超えの高熱が出た。サウナ後に高熱が出ることが度々あったので今回もそのパターンか…と解熱剤を飲んで寝ていたら、ものすごい腹痛で叩き起こされる。

下痢を繰り返していると当然だけど尻のアレが飛び出してくる。いつものように出たら戻して…を繰り返していたけど、ずっと下痢しているので戻しても出てきてしまう。

1日その状態で過ごしていたが、今まで感じた事のないくらい痛みも出てきて半泣きで尻に指を突っ込みながら病院の予約を取る。

 

病院へ

翌日病院へ行き諸々の検査をして胃腸炎だろうとの事。整腸剤と抗生剤を処方してもらう。

熱は平熱近くまで下がっていたので様子見。

ここの内科は肛門疾患も診てくれるとのことだったので、下痢を繰り返して脱肛?が悪化したと相談して尻も診てもらった(というか胃腸炎よりこっちを何とかしてほしかった)

診察してもらいながら尻から出たものを押し込んでもらったけど痛すぎて泣くかと思った。

また出てきたら戻すように、とキシロカインゼリーと、痔の軟膏(ヘモ…なんとか)、漢方(乙字湯)、飲み薬(ヘモナーゼ)を処方してもらい、薬を飲み終わっても治らなかったらまたおいでという事で診察終了。

モナーゼと乙字湯は下痢が治ってから飲むようにとの事。

手術した方がいいのか聞いてみると人それぞれだからね〜となんとも言えないお返事。

脱水気味だったので点滴を勧められたが、診察までの待ち時間が長くて疲れ果ててしまったのでそのまま帰宅。

帰宅して食事をしたら即下痢でせっかく押し戻してもらったいぼがまた出てきてしまう。

キシロカインゼリーを使って戻そうとしても全然戻らない、1本使い切ってようやく戻してもまたすぐに下痢でふりだしに戻ってしまうし痛い。痛み的にも精神的にも限界になってしまったので次の日に肛門科に行くことを決意。

 

長くなってしまった。